オフィス道具箱

▨ 理念と、想い

 私たちの日常が、人と人との間に、お互いの在るがままを認め合うスペースの広がるようなコミュニティであることを願っています。例えば、友達との間、家族との間、職場の組織や仕事関係、学校のクラスや部活のメンバーとの間などで。そして、お互いにとって、新たな可能性が開かれるような会話が展開しているコミュニティの一員でありたいと思います。

 そして、それはできることだと信じています。私たち一人ひとりが、自分との、人との関わりに、より意識的になることによって。たとえば、こんなふうに自分に問いかけることを通して。自分は自分の在るがままを受け止められているだろうか? 相手の人の在るがままを見えなくしている、こころの動きに気がついているだろうか? お互いの真実を感じ取ろうとしているだろうか? 慈しみに根ざした、偽りのない誠実な気持ちのやり取りをしているだろうか?

 オフィス道具箱は、そんなふうな人と人との交流の足がかりとなる道具を紹介し、共有する活動を行っています。一人ひとりの関わりの在り方が、スペースを開き、コミュニティをつむいでいるのだと考えているからです。