次に、自分のためのラップの「いい感じの自分」に相当する、「いい感じの関係性」のイメージを共有します。お互いにどのような関係性であることを望んでいるのかを話し合い、合意を得ることです。安定した関係を望むのか、成長し変化する関係を望むのか、ということも関連してくるでしょう。
「いい感じの関係性」を思い浮かべるとき、それに伴う感情に注意してみると、イメージが浮かびやすいかもしれません。
例えば、
- その人といるとき、お互いを信頼できるように感じているか?
- 相手やグループの誰かに支配されているような気がするか?
- 誰もが主体的に関わっているか?
- 責任が共有されているか?
- 恐れを口にできるか?
- 発言するとき、批判・判断されそうな恐れを感じるか?
- 歓迎されている気がするか?
- 希望の感覚があるか?
- お互いに対して純粋な関心があるか?
- お互いに踏み込んでほしくない領域が守られていると思うか?
- 意思決定のパワーは共有されているか?
- 強力なリーダーシップが期待されているか?
などです。
あるいは、関係性が深化したような気がした時、どんなふうに会話が展開していたかを思い出してみることが「いい感じの関係性」をイメージするのに役立つかもしれません。
どんな関係性が「いい感じ」なのかを話し合うとき、メンバー間で意見が違うこともあるでしょう。お互いが納得するまで時間をかけましょう。また、どんな関係性が「いい感じ」であるかは、時間の経過とともに変わることもあるでしょう。
毎日(常時)あるいは時々すべきこと
「いい感じ」の関係性を築き、維持するために、毎日(あるいは常時)すべきことは、何でしょうか? 時々、すべきことは何ですか?
これをしておかないと、関係性にストレスを与えるだろう、という事柄も含まれます。